太るために粉ミルクが有効だった

一般的には赤ちゃんのための飲み物として知られている「粉ミルク」。

この粉ミルクは栄養価が高い上に高カロリーなので、赤ちゃんが粉ミルクを飲みすぎて「ミルク太り」になってしまうこともよくあります。

そんな粉ミルクですから太りたい、体重を増やしたいという大人が飲んでも効果が期待できるのでは…?という声を良く聞きます。

実際のところ、粉ミルクの大人への効果はどうなのでしょうか?

粉ミルクの写真

粉ミルクの主成分は牛乳。

牛乳から人間の赤ちゃんに有効な成分を取り出し、最適な配合にしたもので、たんぱく質、脂質、炭水化物の3大栄養素の他にも各種ビタミンなど赤ちゃんが育つために必要な栄養が母乳と同じようにバランス良く含まれています。

そのカロリーも、100mlあたり約70Kcalほどと高め。粉ミルクは胃腸にも負担がかかりにくい仕様になっているので、大人が飲んでも安心です。

ですから体重を増やしたい、太りたい人はふだんの食事を減らさずに粉ミルクをプラスして飲むと良いでしょう。

ただし大人が粉ミルクを飲むとき注意したい点もあります。

大人用の粉ミルクとの違いは?

最近では大人も粉ミルクを飲むことが健康に良いとされ、この粉ミルクをお料理やコーヒーのミルク代わりに使うことで栄養の補助にする人が増えているのです。

ですが赤ちゃん用の粉ミルクを大人がそのまま飲むと栄養過多になってしまうため、栄養バランスやカロリーが大人向けに調整された大人用の粉ミルクがさまざまなメーカーから発売され始めています。

大人用の粉ミルクは赤ちゃん用と違い、たんぱく質が多く、脂質を抑えカロリーも控えめになっています。

さらに大人が不足しがちなビタミン、ミネラルが強化されているのです。

ですから栄養の偏りを解消したいという目的なら、大人用の粉ミルクがおすすめです。

大人用粉ミルクとして有名なのが救心製薬の「大人の粉ミルク」でしょう。大人用の粉ミルクをいち早く発売されたものです。

そのほか森永乳業から「ミルク生活」が、雪印乳業からは「プラチナミルクforバランス」が発売されています。

ですが体重を増やしたり太りたいという人は、太るための栄養が足りてないわけですから赤ちゃん用の粉ミルクがだんぜん有利なのです。

乳製品が合わないという人は注意が必要

乳製品が合わないという人は、粉ミルクを飲むとき注意が必要です。

というのも赤ちゃん用の粉ミルクには乳糖が含まれているものが多いからです。

この乳糖は赤ちゃんは体内で分解することができるのに、大人になると体内で分解できる人とできない人に分かれます。

日本人の成人のうち、約10%ほどが乳糖分解酵素(ラクターゼ)の働きが弱く乳糖を分解できないとされています。

ウワサでは日本人の半数、中には80%以上が乳糖分解酵素を持たない、働きが弱いと言われていますが、データで見る限りウワサに過ぎないと言えるでしょう。

割合的には多くありませんが、もしあなたが乳糖をうまく分解できないタイプなら、下痢をしてしまう可能性がありますので要注意です。

普段、牛乳やヨーグルト、そのほか乳製品が合わないと感じているなら、あなたは乳糖分解酵素を持たない、または働きが弱いタイプの可能性があります。

その場合は、乳糖の入っていない粉ミルクを選ぶという方法もありますが、そこまでして粉ミルクを飲む必要があるのか疑問が残ります。

どのくらい飲めばよいのか?

実際、太るためにはどのくらい飲めばよいのでしょうか?

この答えは「人による」です。

というのも乳製品は人によって合う合わないがあるからです。

さきほどの乳糖に絡むのですが、乳製品を摂りすぎるとお腹がゆるくなるという人は飲み過ぎには注意が必要です。

お腹がゆるくなりやすい人は、1日コップ半分くらいから試してみるのがよいでしょう。

そうでない人も1日1杯くらいから始めて、お腹の調子の変化を確認するようにしてください。

心配なら数回に分けて飲んだり、温めて飲むことで乳糖の分解を促すこともできます。

また継続して飲み続けることで腸内環境がよくなり代謝もよくなっていきます。

もし大丈夫そうなら徐々に飲む量を増やしてみましょう。ですが粉ミルクだけで太ろうとして無闇やたらに飲むのは避けたいものです。

あくまで食事の1つとして捉え、栄養のバランスは心がけるようにしてください。

おすすめの粉ミルクは、どれ?

粉ミルクは、ドラッグストアに行けば、いくらでも売っているので、基本的には手頃なものを選べば良いでしょう。

ですが、少しでもよいものをと考えるなら、和光堂レーベンスミルク「はいはい」がイチオシです。

和光堂は国産初の粉ミルクを100年前に発売した老舗中の老舗であり、粉ミルクに関して圧倒的な実績があります。

そしてこの和光堂から発売されているのが「はいはい」であり、母乳に出来るだけ近いものをという考えから作られた粉ミルクなのです。

乳糖は母乳に含まれる割合に近づけられているため、お腹にも優しいのです。

さらにガラクトオリゴ糖が入っており、腸内環境の改善にも役立つからです。

また泡立ちが少なく溶けやすいので、とにかく飲みやすいのです。

あと粉ミルクの中では比較的安価なのも嬉しいですね。

まとめ

粉ミルクは栄養価が高いため、太りたい人が食事の補助として飲むのは有効です。

ですが最近はカロリーや栄養価が抑えられた大人用の粉ミルクが発売されており、普通の人は大人用の粉ミルクを飲むのがよいでしょう。

しかし太ることが目的なら、赤ちゃん用の粉ミルクにすることをおすすめします。

ただ注意すべき点もあり、粉ミルクは牛乳からできた乳製品であるため、人によってはお腹がゆるくなることも。

ですから乳製品が合わない人は避けた方がよいでしょう。

参考文献

ウワサ16 日本人のほとんどは、牛乳を飲むとおなかをこわす

▲ページトップに戻る