食べても太れない人の体質改善!消化吸収力の弱さを克服する

こんなに食べているのになぜ太れないのか?

やせ体型の人の悩みは、当の本人でないとなかなかわからないですよね。一生懸命食べても体重が増えず、行き詰まりを感じている人も多いかもしれません。

それ以上に無理して食べても、健康を害してしまいます。太りたいのに太れない精神的ストレスも、溜まってきていませんか?

悩みが続くと、ますます胃腸も元気がなくなってきてしまいます。それでもできることなら健康的に太りたいですよね。

今回は、食べても太れない人の原因と、その体質改善についてお伝えします。

太りたいのに、食べても太れない原因は?

原因を大きく分けてみましょう。

  • 食べたものを消化吸収する胃腸の問題
  • ストレスの影響
  • 食事メニューの問題
  • その他

では、これらの原因をさらに深く掘り下げていきます。

「太りたい」がうまくいかない消化吸収の問題はコレ

歯の健康と、よく噛むこと

人の消化器官というと「胃」が思い浮かびますが、その前段階での「口」があります。口の機能が落ちやすいのは、以下の通りです。

  • 虫歯があったり歯が抜けたままのところがあり、片側だけで噛んでいる
  • 歯の治療等の原因で、噛みあわせが悪い
  • あごがゆがんでいる・顎関節症がある
  • 食べた物をあまり噛まずに飲み込んでしまう

これらのことは、すべて胃腸の負担を増やし消化吸収の妨げになり、食べても太れない原因になります。

胃下垂

胃下垂は、胃の位置が本来より下に垂れ下がってしまう症状です。当然、胃の機能は低下し、栄養の吸収率が半分以下になることもあり食べても太れない原因となります。

胃下垂になりやすいのは、背が高い人と姿勢の崩れ・背骨や骨盤のゆがみがある人です。あごがゆがんで首や背中・腰も左右にゆがんでしまう場合や、猫背が習慣化している場合でも、胃下垂になり得ます。

また内臓を支えている周囲の腹筋や体幹の筋肉が弱っていて、胃が下垂してしまう場合もあります。

そして胃下垂になると、消化不良の状態にある食べ物をなんとか消化しようとし、胃酸を多く出すようになります。そうなると胃が荒れたり、余計に食欲不振になるという悪循環も生み出しやすいですね。

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胃腸が弱い

胃腸の機能が弱まっていれば、栄養が十分に吸収されませんから、なかなか太れません。消化器官の働きは、自律神経がつかさどっています。自律神経は、体の快適さを保とうとしていますが、それを妨げるのがストレスです。

精神的なストレスで「過敏性腸症候群」という病気になることがあります。しかしこの病名がつかなくても、ストレスで消化機能は弱まっていることは多いです。

不安や心配・過度のストレスが長期化するほど、食欲不振は進み、ますます太れなくなります。太るためにいろいろな方法を試している人も、ストレスに対処しなければ、体質改善には向かいにくいです。

運動不足

太りたいのに、運動をしたらもっとやせてしまうのでは・・・ということはありません。

日常的に、歩いたり階段を昇ることも少なく、筋力低下・筋量減少があれば、逆に太りにくくなってしまいます。筋肉がどんどん減り脂肪のみで太っていくのは、他の病気も招きやすく決しておすすめしません。

運動不足は、筋力低下・血行不良・姿勢の崩れ・代謝低下など、太れない原因の多くにつながります。体質改善には体を動かすこともとても重要です。

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太りたいのに太れない原因はストレス?

ストレスからくる「過敏性腸症候群」には先ほど触れましたが、それ以外でもストレスは多方面に太れない影響を出します。

ストレスで食事を楽しめない

ストレスで食事をゆっくり楽しむ余裕がないので、咀嚼を気を付けることまで気が回りません。

食事自体が楽しめないので、食べるメニューを工夫したりもせず、同じものばかりに偏りがちです。食べることが、ただガソリン補給しているだけになり、さらにストレスも解消されにくくなります。

やる気が出ない

ストレスが続くと、太りたい意欲が維持できず、太るための習慣が続きません。

生活リズムも乱れがちで、睡眠不足にもなり、その中で積極的に体を動かそうという気持ちも湧かず・・・太れないサイクルができてしまいます。

やせ体型の人には、性格的に、神経過敏やデリケートな傾向があります。太るためにも、ストレスが小さいうちに対処することを意識しましょう。

太りたいのに太れない人の選びやすい食事は?

  • メニューが偏りやすい。ひとつの食材ばかりをたくさん食べる傾向にある。
  • インスタント食品やファストフード・スナック菓子が多い。
  • あまり噛まなくてもいい食品を選びがち。

上記のすべてに共通するのは、量でお腹いっぱいにはなるけれど、栄養価値がとても低いという点です。

「たくさん食べているから太れるだろう」というのは間違いで、必要な栄養素が摂れないので、内臓機能は弱る一方です。

太ろうと思って自分の周りにいつもお菓子類を置いておいて、常に口にしていても健康的には太れず逆効果。体質改善には、日頃食べるものの影響はとても大きいです。

太れない原因、その他いろいろ

遺伝
遺伝かどうかは必ずしも100%解明はできないにしても、「遺伝ではないか」と心配しすぎないようにしましょう。遺伝だから仕方ないという思いは、ストレスになりやすいです。
糖尿病
必要な糖分が血液中に溜まったまま吸収されず、尿として排出されてしまい、さらにやせてしまいます。
基礎代謝が高すぎる
本人が思っている以上に、基礎代謝が高いことがあります。その場合は、それ以上に栄養を摂らないとやせていきます。

ここまで、太れない原因について解説しました。あなたにも思い当たる原因がありましたか?

それではここからその体質改善についてお伝えしていきます。

食べても太れない人の体質改善のポイントは?

  • 消化器官の改善
  • 食事メニューの改善
  • ストレス緩和

いろいろありますが、思い当たることはできる限り実践すれば、体質改善につながっていきます。

体質改善して、栄養を吸収できる体に!

よく噛んで食べる

歯やあごの調子が悪い場合は、それを治療するに越したことはありません。

そして口に入れた食べ物は、一口30回を目安に噛むようにクセ付けしましょう。そのときの姿勢が、猫背だとあごの動きが悪くなります。食事のときの姿勢も大切です。

適度な運動

太りたいと思ったら、運動をとり入れましょう。胃下垂の予防にもなります。

胃下垂は病気というわけではなく、習慣からくる胃の「ゆがみ」と思ってもらえると良いと思います。

以下のような運動習慣やメンテナンスをしましょう。

  • 背骨や姿勢のゆがみを専門家に調整してもらう(整体等)
  • 猫背姿勢を正す
  • 長時間の座りっぱなしを避ける
  • 歩く習慣を持つ
  • 腹筋の強化

胃は周りの環境が整ってくると、本来の位置に収まりやすくなります。

体質改善におすすめな食べ物は?

食べても太れない人は、栄養がうまく吸収できません。ですから食べた物の吸収率を高めてくれる栄養素を含む食品を、積極的に摂りましょう。それは以下のような栄養素です。

  • 酵素
  • 酵母
  • GABA
  • BCAA
  • 亜鉛

これらの詳細を解説します。

酵素

酵素とは、食べ物を消化するために必要な体内にある成分ですが、その食品自体が酵素を含んでいるものがあります。

それらは胃腸に負担が少なく消化され、吸収率が高まります。

例:生野菜・生の果物・発酵食品(納豆・キムチ・ピクルス)
※酵素は熱に弱いですから、野菜・果物は熱を通さないこと。

酵母

酵母菌が体内で発酵作用を起こし、消化吸収を助けます。

例:醤油・味噌・酢・チーズ・ヨーグルト・漬物・塩辛・かつおぶし

GABA

アミノ酸の一種で、抗ストレス作用があり、消化吸収率を上げます。

例:カカオ・発芽玄米・ぬか漬け・じゃがいも・トマト・みかん

BCAA

いくつかのアミノ酸の総称で、筋肉が分解されるのを抑える働きがあります。

例:牛肉・鶏肉・豆腐・納豆・牛乳・チーズ

亜鉛

亜鉛は筋肉をつくりだすときに必要で、体内では作れないので、外から摂取する必要があります。

例:牡蠣・レバー・卵・チーズ・にしん・牛肉

以上が、消化吸収率を高める働きがある栄養素と食品です。バランスのとれた食生活のなかで、これらの食品を積極的に摂ってみてください。

ストレスの特徴を知って、体質改善しましょう

いくら食べても太れない人は、ストレス状態が原因の多くを占めていると考えられます。

そして太れないことや、他の仕事・人間関係のストレスがあっても、自分がその状態にあることになかなか気づけません。

そのストレスの影響で、太るために量を食べることだけにこだわってしまいがちです。一度立ち止まって客観的な情報を収集したり、他の人の意見も取り入れることが必要です。

わからないことを、自分だけで何とかしようとはしないことが、問題解決とストレス緩和につながります。

食べても太れないあなたの体質改善への道は?

太りたいのに太れない時期が長ければ長いほど「なぜ太れないのか」を冷静に分析してみましょう。

自分では気づけていない原因があって、今まではそこを見ようとしてこなかったかもしれません。

「太りたいなら量を食べる」という単純な方法でいいのなら、もうとっくに太っているはずです。食べるだけでは太れない現状があるのですから、他の原因があるはずです。

太りにくい原因だと思われることを、ひとつひとつ塗りつぶしていくように、実践してみましょう。今までになかった変化がやっと感じられるかもしれません。

はじめのうちは太るベースを作るつもりで、食生活・運動習慣・ストレスコントロールを意識してみてください。徐々に栄養を吸収しやすい体質に変わってきたら、やっと体重・体型が変わる基礎ができあがります。体質改善には時間が必要ですからね。

スロースタートで、あせらず続けることが、あなたが健康的に太るポイントです。

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