痩せすぎの人が太れない10の原因
太りたいのだけれど、なかなか太れない。「栄養の吸収が悪いのかな?」「食べる量が少ないのかな?」といった理由くらいしか思い浮かばない・・・。
でも太れない原因は案外いろいろあるのです。
今回は、太りたくても太れない原因を、いっきに10個お伝えします。
あなたが今まで太れなかった原因が、この中に新たに見つかるかもしれませんよ。
1.自分の代謝が思っている以上に高い
一般成人女性の基礎代謝は約1,200kcal。あとは活動する量に応じて、一日の消費カロリーが決まります。
日中非常に動き回っている人や、運動・筋トレを習慣にしている人は、本人が思っている以上に、一日の代謝量(消費カロリー)が多い場合があります。
他人と同じくらいの食事量でいいと思って同じ量を食べている人は、いつもカロリーが足りていないのかもしれません。
一度自分を基準にして、食事量を増やしてみましょう。
2.太れない原因は低体温?
太れない原因には、体温が低いということもあげられます。痩せている人は元気がないとか、疲れやすい・風邪を引きやすいとかの、虚弱体質であることが多いです。
そして虚弱体質の人は低体温の傾向があります。それが胃腸の働きを弱め、栄養が十分に吸収されにくい原因になっているのですね。
そして体脂肪率も少ないので、常に体が冷えやすいです。でも冷えていることに本人は気づいていないことがほとんどです。誰かに指摘されてはじめて、自分が冷えているのを自覚します。
また、温かいものよりも冷たいものを好んで食べたり、冷えた飲み物もそのまま流し込むように飲んでしまうのが習慣になっている人も少なくありません。
3.意外と多い胃下垂
胃下垂とは病気ではありませんが、胃の位置がずれてしまうことです。
胃の上の部分は正常位置にあり、下部だけが下がる状態です(まれに胃全体が下がることもあり)。胃下垂になると、それがひどい場合は胃の消化力が通常の3分の1になることもあるそうです。
胃で十分に消化されていないものが腸に送られては、腸でもその栄養を吸収しきれず、体はなかなか太れません。
また女性は男性に比べて、腹筋とお腹の中の圧力が弱いので、それも胃が下垂しやすい原因となります。
4.太れない原因にはあごの動きも関係が?
あごの動きが少ないことも太れない原因のひとつです。
食べた物を最初に細かく砕くのは「噛む」ことです。噛むことが不十分だと、その後の胃腸での消化吸収に負担をかけますから、太りにくくなります。
一口で30回噛めると良いですが、太れない人はそこまで噛んではいないことがほとんどですね。歯の抜けがあったり虫歯があったりで、噛み癖がついていても同様です。
また、あごの動きは腸の動きと連動しているので、あごがあまり動かなければ、腸の活動も鈍くなって、栄養の吸収が悪くなります。
あごがどれだけよく動くかは、消化吸収にとても大きく影響するんですよ。
まだまだあります太れない原因