貧層に見える貧乳だから、少しでもバストアップしたい

2016年12月14日

痩せ気味で貧乳だからといって、もうバストアップはあきらめていませんか?

もちろん急に胸だけがボンッボンッと大きくなっていくわけではありません。でも、いろいろな角度からバストアップしていく方向にアプローチすることは可能です。

胸が小さいことにコンプレックスを抱えていると、何となく背中が丸まってきたり、自然に自分に自信が持てなくなってきたりします。そうなると胸だけでなく、女性としての他の魅力も霞んでしまいます。

まずは全身が女性らしい体つきになるという目標をもち、さらに胸がふっくらと育つようステップアップしていくように考えませんか?

今回は、貧乳から一歩一歩バストアップしていく方法をお伝えします。

やせすぎの人はバストアップしにくい?

痩せていて体脂肪が少なくなっていくほど、女性ホルモンの分泌も低下しやすいです。

バストアップするには、女性ホルモンのスムーズな分泌が必要となります。ですからバストアップしていくには、痩せ型の体を太る方向に改善すると効果がもっと期待できるわけですね。

痩せ型で胸が小さい人は、バストアップするために、体重増加で太ることを考えましょう。

バストアップの前に適正体重を知る

貧乳を解消したい場合、体型自体も痩せ型であれば、まずは痩せ体型を太らせていくのが先決です。

あなたはWHO(世界保健機構)が提唱する適正体重というのをご存知ですか?

あなたが適正体重であるかどうかは下記の計算式で出た数字を参考にすることができます。

体重(kg)÷(身長(m)× 身長(m))

・上記の計算で出た数字が「22」に近ければほぼ標準体重
・「22」より下回るほど、痩せ傾向
・「22」より上回るほど、肥満傾向

ということです。

あなたがもし22よりもかなり下回っていれば、そこに近づくように体重を増やしましょう。

バストアップするための栄養補給

あなたが痩せ型で貧乳であれば「適正体重にするための栄養補給」と「バストアップのための栄養補給」のことを知ってください。

適正体重に近づくための栄養補給

痩せ型の人が太るには、栄養バランスに特に気をつける必要があります。

糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5種の栄養素をバランスよく摂取することです。

健康的に太るには筋肉と脂肪をつけていくことが大事ですから、それぞれの栄養素のバランスを考えた食事を心がけ、カロリー不足にもならないように、体重を増やしていきましょう。

バストアップのための栄養補給

バストアップのための栄養補給としては、女性ホルモンの分泌を促進する栄養素を含んでいるものを食べましょう。以下にその食材を紹介します。

大豆製品
大豆に含まれている大豆イソフラボンは、女性ホルモンと似た働きをするためバストアップ効果が期待できます。豆腐・納豆・豆乳など、日常手軽に手に入りやすいものばかりですね。
マグロ・カツオ
ビタミンB6を含み、女性ホルモンのバランスを整えてくれます。良質なタンパク質も女性ホルモンの材料になります。
ナッツ類
ビタミンEを含み、こちらも女性ホルモンバランスを整える働きがあります。また、抗酸化作用もあり、アンチエイジング効果もあるんですよ。
アボカド
ビタミンB、ビタミンE、マグネシウム、カリウム、食物繊維、葉酸など、ホルモンのバランスを整えるための栄養が満載の優れた食材で、美容にも大活躍します。
チーズ
バストアップに必要な脂肪分とタンパク質をバランスよく含んだ食材です。

痩せ型を改善する食事メニューにした上で、バストアップに有効な食材を積極的に食べるようにしましょう。

ブラジャーを正しくつけてバストアップ

胸が小さいと、ついブラジャーでのサポートが、おろそかになりがちなことがあります。

胸が小さくても、自分の胸に合わないものを付けていたり、日中ブラジャーの位置を治すことを面倒くさがると、胸の形が崩れてきます。

ブラジャーは自分のサイズにあったものを選び、背中や腕の裏側の脂肪を集めるように、胸の形を整えて着用しましょう。

またトイレに立つくらいの頻度で、ブラジャーのずれを直すよう習慣にすることもバストアップには大事ですよ。

また貧乳であるほどバストの型崩れと垂れることへの予防が必要でナイトブラの着用もおすすめです。

バストアップには冷えの改善を

痩せ型であれば、それだけで体脂肪が少ないですから、冷えやすいと言えます。平均的な体型の人以上に体が冷えないようにするのは大事です。

冷えが慢性的になると、バストアップには逆効果です。冷えによって血流やリンパの流れが滞ると女性ホルモンの分泌が阻害されてしまいます。

体温が1度下がると、免疫は30%、基礎代謝は12%下がると言われていますから、冷えの影響は小さくないですね。

体温を36度以上に保つと、体はバストアップにはとても良い環境になります。冷たいものの摂り過ぎや寒い場所での薄着など、思い当たるようでしたら、バストアップのために改善しましょう。

バストアップのための運動を

運動はバストアップのために良い効果がいくつもあります。

「血流の増加」「体温の上昇」「姿勢の改善」「内臓機能の向上」「代謝アップ」など、すべて全身の健康とバストアップにつながります。

運動不足の例は、猫背で座りっぱなしが長いことです。胸が小さいことで気持ち的に背中を丸めてしまう人もいます。

まずはウォーキングからはじめましょう。目線が下がるのは胸が垂れることにつながりますから、少し遠くを見て腕を後ろへ良く振って歩きましょう。

バストアップマッサージ

胸をふっくらさせるためにマッサージは有効です。貧乳であれば、より胸のケアをするつもりで胸に触れ、感触を感じることは大切です。マッサージ方法を3つ紹介しますね。

  • 背中側の肩甲骨周りの脂肪を、脇の下からリンパ節を通り、胸の方へ移動させるようにさすります。〈片側1分くらい)
  • デコルテ部分のリンパ(鎖骨の上部と下部)を、鎖骨に沿ってさすります。(両側同時に1分くらい)
  • 二の腕(腕の裏)の脂肪を脇の下のリンパに持っていくようにさすります。(片側1分くらい)

短い時間ですから、毎日継続して行うほど効果はあがりますよ。そのままマッサージしてもいいですし、マッサージクリームを活用しても良いでしょう。

バストアップのためにストレスコントロール

胸が小さいことがあっても、そこから目を背けていては、なかなかバストアップは期待できません。

まずは今の自分を受け入れて、そして健康的に太ってバストアップしていくと決めましょう。

その上で、自分に無理はさせないことです。やせ気味の人には、ついがまんしたり、一生懸命になりすぎる傾向がみられます。

がんばろうと思うほど脳にはストレスになり、ホルモンバランスが乱れてしまうのですね。ストレスはバストアップには大敵です。

痩せ型から太っていき、さらにバストアップですから、結果を急ぎ過ぎないように心がけましょう。

自分に対しておおらかな気持ちでいることが、ストレスを溜めないポイントです。

日々の生活習慣の見直し

痩せ型からふっくらし、さらにバストアップを目指していくのに、一番悪影響なのは、生活ペースが乱れることです。

生活習慣としては以下の通りです。

  • 朝決まった時間に起きる。夜は決まった時間に寝る。
  • 食事のリズムを守る。
  • ストレスを溜めすぎない。

体が適正体重に近づいて行って、そこから胸がふっくらしてくるまで、体作りとバストのケアを継続することが一番です。

例えば食事でしたら、バストアップに良い食材を週に1回まとめて食べるのではなくて、日々少しずつ加えた方が良いですね。

マッサージも3日に一回たっぷり行うよりも短い時間でも毎日行うほうが効果を得られます。

あせらず、楽しみながら胸をふっくらさせましょう

今、痩せていて貧乳であっても、今日から「体を変えよう!」という心のスイッチを入れませんか?

新しいスタートラインに立ったつもりで、「多少のつまづきもある」と思っているくらいが丁度いいかもしれません。

今回お伝えした方法は、どれもすぐにはじめられるものです。習慣が変ればあなたの体も変わります。

健康的にスタイルアップ、そしてバストアップした自分をイメージして、楽しみながら実践しましょう。